金曜日は仕事が3時半で終わるので(この国の会社は普通のことですが)、
この日だけは仕事が終わった後に彼との新居があるA市で買い物に行ける。
(この国ではお店は20時までしか開いてません)

それでも家に着いちゃうのは18時過ぎなんですが、
いつものとおり買い物に出かけました。
平日買い物にいけないことが多いので、なんとなく次の週の献立を考え
ながらカゴに入れて。
考えながらやってたら結構時間経っちゃって、早く帰らなくちゃと
焦っているときにハプニングは起こってしまうものですよね・・・

合計額16.12ユーロに対して50ユーロ札を出した私。
が、レジのおばさんはそれが20ユーロだったと思って、お釣りを3.38ユーロ
しかくれませんでした。

大した額じゃなければあきらめちゃうけど、30ユーロ(4000円くらい)の
差はさすがに大きいなぁと思って、おばさんに言うと、

『そんなはずはない!私が間違えたとでも言うの???』

とやっぱり否定する回答。(この国の人は絶対自分の非を認めない)

後ろに人は一杯並んでるし、申し訳ないけどでもこのままにするわけにも
いかず。でも私も50ユーロを払ったという自己申告以外証明するものがない。
すると私の後ろに並んでいた男性が、

「彼女が払ったのは確かに50ユーロ札だった。私が保証します」

と言ってくださって。

レジの中のお金を全部数えることになりました・・・(ひょえぇぇ)

お店の奥からマネージャーさんが出てきて、レジのおばさんともう一人
男性社員とともに事務所に通されました。
機械とコンピュータで数えるらしいのですが、
マネージャーさんが、

“公正であることを見せるためにあなたもここに居てください”

とおっしゃるので、数えているのを見てる羽目に。

で、さきほどのレジで私の後ろに並んでいた男性のお客さんは、

「レジのお金を数えても手違いではっきりと証明できないことも
あるかもしれないから、私はここで待っていて何か会ったときに
証言してあげるから」

と、店先で待っていてくださって。


悪いなぁ、早く帰りたいだろうなぁと思いつつ、
お店の人は結構のんびり。
しかもその機械とコンピュータがエラーでまくりで
私はかなり焦った。

結果的にはレジのおばさんが私のおつり以外にも間違えていたらしく
レジの中には30ユーロ以上のお金が多く入っていた。
自分の分30ユーロを返してもらって
マネージャーさんは“迷惑かけたね”といってくださったけど、
おばさんは一言もなし。。。。。

こういうところがね、疲れる。

とにかく助けてくださった方を待たせているので、急いで店先に戻る。
状況を説明してお礼を言ってお別れした。

彼に話したら、そういう時はちゃんと住所とか聞いとけと怒られたけど。
でも過剰に何かするのもこちらでは好まれないから難しい。
とにかく何度もお礼は言ったんだけど。

嫌な思いしたけど、この男性のお陰でちょっと嬉しい気持ちに
なれました。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索